「社長の悩みを安心して相談できる」経営者カウンセリングの効果とは

中小企業の経営者がビジネスをする上で担う責任は大変重いものです。経営幹部や意思決定に関わる人材が少ないことが中小企業の特徴ですので、社内外を問わず大きな問題から日常的な些細な問題まで経営者自身が判断に迫られる場面が多くなります。

このように中小企業の経営者は顧客や従業員のニーズを満たすために、毎日多くの決定をしなければなりません。また、責任の重さやビジネスに関する不確実性によって、ストレスや不安を感じることがよくあります。これらの問題が積み重なると、経営者自身のメンタルヘルスが悪化し、それがビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。

定期的なカウンセリングは、経営者のメンタルをケアしてメンタルヘルスを維持し、ストレスを軽減するためにはとても効果的な手段です。カウンセリングを受けて頂くことで、経営者は自分自身について考え、自分の思考や感情を整理することができます。また、カウンセラー側は話を聴くだけでなく、ストレスを軽減するためのテクニックやリラクゼーション法をレクチャーしたり、ストレスが引き起こす身体的な問題についてご助言することも出来ます。

中小企業の経営者は、日々多くの決定をするだけでなく時には自分自身を犠牲にしてでもビジネスを成功させようとする傾向があります。しかし、ビジネスの成功には、経営者自身が成長し、変化し続けることが欠かせません。そのためにも、定期的なカウンセリングは非常に有益です。

カウンセリングでは、自分自身の欠点や課題に気づくことが出来ます。また、自分自身の思考や感情に対する深い洞察を得ることができます。これらの気づきは、自己成長を促進する上で非常に重要です。

さらに、カウンセリングを受けることで、自分自身の成長に関する具体的な行動について話し合い擦り合わせることが出来ます。自分自身の欠点や課題に取り組むことで、自己成長を促進することができます。自己成長に取り組むことは、ビジネスにとっても非常に有益です。自己成長により、より深い視点で問題に取り組むことができ、より高いレベルでビジネスを運営することができるようになります。

自己成長を促進するためには、自己啓発や自己改善に積極的に取り組むことも重要です。カウンセリングを受けることで、自分自身の成長についての具体的なアドバイスやヒントを得ることができます。また、自己啓発のための書籍やセミナーに積極的に参加することで、自己成長を促進することができます。

カウンセリングを受けることで、経営者はより客観的な視点で物事を捉えることが出来るようになります。中小企業の経営者は特に日々自社の業務に忙殺されてしまう傾向があるため、時には自分たちが抱える課題に対して偏った視点を持ってしまうことがあります。しかし、カウンセリングを受けることで、外部の視点から問題を捉えることができ、新たな視点や解決策を見つけることができます。

自分自身を客観的に見つめることは自己理解に繋がります。自己理解を深めることで、自分自身が抱えている問題や課題に対する洞察力が高まり、自己成長に繋がります。

また、カウンセリングを受けることで、経営者はストレスや不安などの心理的な問題の軽減に繋げることが期待出来ます。中小企業の経営者は常に多忙であり、ストレスやプレッシャーを感じることが多いようです。それらの問題が放置されると、経営者の健康や経営にも悪影響を与える可能性があります。カウンセリングを受けることで、ストレスや不安の解消方法を学び、心の健康を保つことができ、しっかりした経営判断が出来る経営者になる基礎を築くことが出来ます。

世の中にカウンセラーやコーチといった人を支援したり話を聴いたり、目標に導く専門家は沢山存在します。でも、そういった類の資格を持っている人が全員、社長の悩みを理解したり導いたり出来るかと言えばそうではありません。

例えばお医者様にも様々な分野がありますがどんなに優秀な外科医であっても歯科医の代わりをするのは困難です。つまり「専門」の経験が必要だということです。最近ではお医者様も「専門分野」が増える傾向にあり「〇〇専門医」なるお医者様も増加傾向です。

私は2008年から独立し採用や人材育成のアドバイスを送る専門家であり現在は経営者でもあります。

また、ある組織に所属しリーダーも勤めてメンバーの指南役も行い、自らその組織の採用活動も行っています。

このような経験から多くの社長が悩んでいらっしゃることが理解出来る立場にいます。

聞き役を選ぶには仕事上、利害関係の無い相手を選ぶことも重要です。

経営者の立場がわかるといっても同業他社や近隣の社長仲間には話が出来ない内容もあります。

近からず遠からずの程良い距離感を持った第3者が適任と言えます。

第3者に話をすることでストレスが発散される効果はありますがプロのカウンセラーを指名することがおススメです。

プロとアマの違いは色々ありますが、一つ例を挙げれば気づきを促す的確な応答力にあります。

プロは話を聴くだけでなくクライアントの気づきを促し次のステップに導けるのに対しアマは単なる「同調」で終わってしまうものです。

私は幼いころは「椅子取りゲーム」が苦手で引っ込み思案な性格でした。

「三つ子の魂百まで」とは良く言ったもので引っ込み思案の名残は今でも残っています。

そんな私が何とか社会を生き抜いてこれた理由は引っ込み思案の性分が育ててくれた人の話を聴ける『伴走役』という強みでした。

あまりお節介になり過ぎず、でも必要なことを伝えて、目標に向かって同じ方向を向いて一緒に進んでゆくことが中小企業の社長専任のカウンセラーには必要です。

また中小企業の社長は最初から「諦めモード」に入っていることが良くあります。

社長が無理だと諦めても、私は諦めることなく粘り強く社長の背中を押す役割が使命だと考えています。

結局、経営者カウンセリングとは何をするのか？

難しい禅問答でもするのではないか？

このように思われた方もいるかもしれません。

ご安心ください。経営者カウンセリングですることは一言でいうと『対話』です。専門用語でセッションというやり取りをだいたい90分～120分程度、月に数回行います。

カウンセリングやコーチングを学び実践してきたものは対話をしながらあなたの気づきを促し、行動計画を摺合せ、自己成長をサポートすることが出来ます。

ですからあまり身構えず気軽な気持ちでセッションにいらして頂きたいと思います。